投稿者 木本朱夏 |
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投稿者 油谷克己 |
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アインシュタインといえば、あの舌を出した写真が有名である。天才と狂人は紙一重とかいわれるが、アインシュタインのあの写真を見る限り、偉大な物理学者というより、いたずら好きなおじいちゃんを想像してしまう。それがどんな頭脳をされているのか、100年も前に、ブラックホールの存在を看破していたとは、正に世界が誇る偉大な人物の上位に位置する人物であったと得心が行く今回の快挙である。いたずらっぽい顔で、どんなもんだと長い舌を出しているのだろうなと思うと、ほほえましさが湧いてくる。
愛すべき人物像が、この句から感じとれる。
(川柳わかくさ5月号より転載)
投稿者 秘まんぢ |
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投稿者 慈雨 |
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投稿者 忠 |
思春期のドア闇雲に静電気 糸篠エリー |
恋か革命か。思春期特有の、自我に目覚めつつ、まだ世間との折り合いをうまくつけられないでいるために生じる「トラブル」を、鮮やかにかつコミカルに切り取っていると思います。ドアが片仮名、闇雲が漢字なのも効果的。
当事者にとって思春期は必ずしも「輝いている」ものではないのですが、こうして生き残って過去を振り返ってみると、いたましくも懐かしく思い起こされるものであります。