担当:文切 | 人がいっぱい死んでそれからさくら咲く 新家完司 |
その時たどり着いたのが、この句である。
(参照:http://msk333.exblog.jp/425496/
川柳について調べていると、どうやら「平明で深い」というのが川柳のキーワードであるようだったが、いまいちピンときてはいなかった。
この句を見つけた時、これが「平明で深い」ということだと思った。
使われている言葉ひとつひとつはありふれているのに、それが「句」となった時、すうっと心に染み込んでくるのを感じた。
この作家なら、平明で深い句をたくさん作っていると確信し(当時はまだ完司さんにお会いしたことはなかった)、「新家完司 川柳作家全集」をさっそくネット注文した。
(完司さんの句集は複数検索にヒットしたが、「全集」ならその作家の代表句を読めると考えたため)
毎日まだかまだかと郵便受けをチェック。
収録されている句全て、一句残らず、平明で深い、酒の句だった。
文切さん 今日わ〰❗ 今回は 読みでがありました。(いとう岬 文芸工房 を含めて)
現在はまっています。新家完司という人物に…。
くみさま
コメントありがとうございます。
ネットには読みごたえのある記事がたくさんあります。
今後もいろいろとご紹介できればと思います。
オチに笑った。
たかこさま
コメントありがとうございます。
酒の句が300句以上収録されています。
当時を思い出して書いたエッセイですが、今は同じ題の句をこれだけ並べても読み手を飽きさせないのは凄いと思っています。