投稿者
柊無扇 |
歌姫に何か押しつけ生きている 柊無扇
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美人の歌手が切なげに恋の歌を歌い、それに俺たちは感動してきた。若い頃から、テレビで見てきたが、一向にロマンスの話が聞こえてこない。
彼女の歌う恋の心情に心を響かせるイケメンは現れないのかと、余計な気を回したりする。
ふと覗いたインタビューで、もう〇〇歳になるんですよと笑ったが、寂しそうな表情が気になった。
俺の辛かった初恋・・・、裏切られたような恋もあった。
そういう蔭の部分を歌わせて、つまり押しつけているような気がして、作句した。
悲しい唄はもう良いよ、喜びの恋歌を、ご自分のことを歌って欲しいな。
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