思春期のドア闇雲に静電気 糸篠エリー
恋か革命か。思春期特有の、自我に目覚めつつ、まだ世間との折り合いをうまくつけられないでいるために生じる「トラブル」を、鮮やかにかつコミカルに切り取っていると思います。ドアが片仮名、闇雲が漢字なのも効果的。
当事者にとって思春期は必ずしも「輝いている」ものではないのですが、こうして生き残って過去を振り返ってみると、いたましくも懐かしく思い起こされるものであります。
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