投稿者
真島凉 |
自分自身を水と思っているクラゲ
橋倉久美子
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この句は私が生まれて初めて選者をした時の特選句だ。まさか中学一年生の私が、大人の句の選者をするなんて思っていなかったので、正直「どうすりゃいいんだよ」と思っていた。 そして、投句してくれた皆さんに「嫌だな」と思われるのではないかと心配だった。でも、心配だったわりには、みんなが読んで「いいなぁ」と思う句ではなくて、とにかく私が好きな句だけを選ぶようにした。
ネエタン(叔母)がいつも「句と出会ってしまった…」と言っていて、その意味が選者をするまで分からなかったけど、選者をしてその気持ちが初めて分かった。川柳会では人と出会うけれど、選者をすると句と出会う。この句に出会って、本当に嬉しい気持ちになった。「こんな素敵な句を出してくれてありがとう」と心から思った。
(真島凉さん、真島芽さんに選者をお願いした毎週web句会第100回の結果はこちらから。来週は芽さんのエッセイを掲載します)
ミニエッセイトップ
涼さん
とっても素敵なエッセイありがとう。
来選者をするのでとっても力づけられました。