投稿者
木本朱夏 |
ハンサムのライターなかなか火がつかず
森中惠美子
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ダンヒルやジッポーのライターが男の憧れだった時代がある。昭和30年代「たばこは動くアクセサリー」とも言われた。西洋の上流階級の二十のお嬢様がタバコをぷかぷか吹かすシーンは昔の小説や映画によく登場する。また来客にタバコを勧めるのは礼儀に適ったことだった。
あっ誤解しないで。私は喫煙容認派ではない。けれども懐かしいタバコの匂いに、思わず立ち止まることがある。 探偵フィリップ・マーローが電子煙草を咥えていたら・・・絵になるだろうか。
コンビニの横で慌しくタバコを吸っている光景は好きではない。むかし、淡路恵子という女優がいた。彼女ほど美しくタバコを吸うひとを私は知らない。おなじ吸うなら美しく吸うべし。ことに女性は。アっこれって性差別になるのだろうか。
ミニエッセイトップ
ライター なつかしいひびきです。
はじめて主人にプレゼントしたのはダンヒルのライターでした。
淡路恵子もいいんだけど 越路吹雪の煙草を喫うしぐさ心に残ってます。
10大後悔のなかに越路吹雪のコンサートに行かなかったことがはいります。
ライター で哀愁を感じるのはわたしだけだろうか。
しかも火がつかない モノクロのフランス映画 流れてくる音楽はなんだろう。。。
好きな句が増えました。
朱夏さんのエッセイ楽しみに待ちます。