旅便り丸いポストがよく似合う

担当
文切
旅便り丸いポストがよく似合う
水野黒兎

川柳塔誌電子化事業で公開している、1046号同人近詠から。

私と同世代の人は丸いポストはほとんど見たことがないと思う。私もあまり記憶にない。
調べてみると私が生まれる前の1970年には生産が終了し、四角いポストへの置き換えが急速に進んだようだ。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/丸型ポスト
上記サイトによれば、その理由は合理化。丸いポストは回収の際に郵便物を手でかき出す必要があるのに対し、四角いポストは袋を取り替えるだけ。しかし、現在では丸いポストの数が少なくなったことから希少価値が生まれ、逆に丸いポストを保存する動きがあるという。

さまざまな分野で合理化が進んでいる。
便利なモノが次々と生まれ、既存のモノが淘汰されていく。
合理的でないとしても、既存のモノには既存のモノの良さは必ずある。
信じ続けていれば、将来必ず価値が生まれる。

私は川柳においては四角いポスト側の立場になるのだろう。
丸いポストの価値を肝に銘じて活動していきたいと思っている。

若手同人ミニエッセイトップ

2 Comments

  1. 返信
    奏子 2018年7月28日

    街中のポストはほぼ四角。理由のひとつは丸型は速達と普通郵便を一緒に投函するのに対して、四角は分けて入れるから。ゆったりと時間流れ、量も少なく、1日に1回しか収集がない田舎道のポストと、取り急ぎの請求書や契約、締め切りetc…時間と約束にせっつかれた街中のポスト。どちらも大事で、どちらも尊い。電子化が進んでも、人は決して紙とペンを捨てないだろう。
    アナログもハイテクも共存してこそ美しい。
    そして、文切さんの行動は川柳界にとって素晴らしい。

    • 返信
      森山文切 2018年7月28日

      コメントありがとうございます。
      共存する意思があれば共存できるはずです。
      そして共存することによって、お互いの価値を高めあうことができると思っています。

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