花火大会に、皆で行こうよ!
誰が言い出したか教室が騒ぐ。
18時にいつもの場所集合!
慣れない浴衣に下駄、人混み。
携帯も無い、メールも無い。団体は少しずつ散り散りになって行った。
新学期以来気になっているAくんと何時の間にやら2人になっていた。
神様のサプライズなのか、意地悪なのか、話が続かない。
ドン、ドン、ドン。花火が始まった。
助かった。これでしばらく話さなくても良さそうだ。
大玉が打ち上がり佳境。観客は益々増えて、もうすし詰めだ。
あ!脱げかけた下駄を気にした瞬間向かい合わせになってしまった。
顔を上げるとAくんの顔があると思うと顔が上げれない…。
ドン、ドドン。花火は続く。
早く終わって!
やっぱりまだ終わらないで!
あの夏の花火、私はラストのナイアガラの色を知らない。
かつらさん、ありがとうございます。
前回はお返事コメントも残せずにごめんなさい。
沖縄の青い海と空のように、透き通る恋のエッセイ、頑張っていきます。
奏子さんは、女性の微妙な心理描写を描くのが上手いですね、、。
掲載句もドラマチックで共感です。これからも奏子さんらしい川柳をドンドンバンバンみせてほしいです。期待しています。頑張って下さい❗応援していますね❗❗親愛をこめて、、かつら