ある日、車を運転していたところ、カーブに設置してあるガードレールがひとつだけ新しいことに気が付いた。
新しいガードレールの下には、花束が置かれていた。
事故があって誰か亡くなったのだろう。
真新しいガードレールもいつかは古くなって、他のガードレールと同じになっていく。
このカーブも多くの人にとってはただのカーブになるだろう。
でも亡くなった人の家族にとっては、恋人にとっては、友人にとっては、そうではない。
多くの人にとっての「普通」が「普通でない」人もいる、そのことを強く感じた瞬間だった。
大型連休です。みなさま安全運転を。
う〰。胸にズーンときました。哀しいストーリーが展開されていきます。
コメントありがとうございます。
この句を作ったのは3年ほど前です。先日同じ場所を通りましたが、普通のガードレールになっていました。