藤井智史ミニ句集「只今、準備中」
本名 藤井智史（ふじいさとし）
〔稀に、雅号 柾木郷志（まさきさとし）となります〕
井笠川柳会所属
弓削川柳社会員
川柳塔社同人
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はじめに
この句集を作成するにあたっての私の目標は、
「ベストを尽くさない」、「自分も楽しむこと」、「５０句中４９句はダメでも、１句だけでも読んで頂く人の心に残る作品を作る」以上となります。
（平成２９年６月２０日 藤井智史）
コンセプト
この句集のコンセプトは、「ハンドライティング アンド デジタル フュージョン（手書きとデジタルの融合）」です（できれば、パソコン、スマホのＰＤＦ版でご覧ください）。
本句集のデータ
笠岡市中央公民館講座、あすなろ句会（岡山県笠岡市）、Ｗｅｂ句会等の既発表句を中心とした句集となっています。
略歴
昭和五十四年 岡山県笠岡市生まれ
平成九年 高校三年生の時、地元笠岡市の税に関する川柳コンクールに応募
それを機に川柳作句開始
二十歳代前半 地元山陽新聞の山陽柳壇へ投句開始
井笠川柳会笠岡大会にて川柳大会デビュー
二十歳代後半 仕事と勉学へ専念 作句を一旦休止
平成二十二年 山陽柳壇へ再投句を機に作句開始
平成二十三年 笠岡市中央公民館講座川柳講座（平成二十七年退会）に入会
井笠川柳会に入会（会員）
あすなろ句会（岡山県笠岡市）に入会
平成二十四年 Ｗｅｂ句会投句開始
平成二十五年 弓削川柳社に入会（会員）
平成二十八年 川柳塔社同人
壱 甘酢あんかけ
初恋の甘酢あんかけミュージアム
定型のメールお別れだと悟る
線香花火ポトリと落ちて恋終わる
恋恋破涙涙怒怒怒続続希
失恋の闇から朱雀舞い上がる
恋愛は風林火山かもしれぬ
男と女シャドーボクシングは続く
婚活だ消滅都市を阻止するぞ
婚活はタンタンタンと終わらない
あなたとの愛は乾燥注意報
絹糸のもつれは愛の不釣り合い
次の縁談を最後と決めておく
縁談を片手に握る春の使者
わたくしにふさわしい人きっといる
薬指飾るお金は惜しくない
弐 パンケーキ
パンケーキ愛愛愛を込めて焼く
悩ましい浴衣で齧るチョコバナナ
押し寄せる愛は抵抗せず掴む
糊だけじゃ不安ボンドで繋ぐ愛
横恋慕私の愛で遮断する
たこ焼きと苺が鳴らす愛の鐘
参 八分音符
赤ペンの愛で訂正する味方
偏差値じゃ僕の性格計れない
甲高い声で得意な話する
飛び跳ねる八分音符の日曜日
肆 色
黒く塗る歴史 反省しない国
真っ白な心の寄付が被災地へ
悪人の虹は踏んだらすぐ消える
伍 ワイン
葉桜のときに苦労をしておこう
横道にあるのは無駄と限らない
天職と言われ自信を持つ介護
説教は巻き戻さずに早送り
好敵手奇策逆襲超元気
納得ができぬ御嶽山である
パレットの上では差別をしていない
誤飲した明日で過呼吸するワタシ
医師からの注意は神の声とする
悲しんでいる暇はない忙しい
同じほう向いて皆で勝ちに行く
千円が当たれば次は一億だ
「あと一人」大声あげて勝ちを待つ
スケールのでっかい「まつり」聴かせたる
上品な気分でポンとなるワイン
陸 ふきのとう
焦らずにコツコツ磨く作句力
鳴くこともなくて欠伸をする句会
数々の柳友に会うプチ旅行
雪溶けて没句の山にふきのとう
平抜きじゃ満足しない天目指す
One for all all for one 塔社建つ
句碑狙うＢ５サイズの柳誌から
おわりに
「只今、準備中」如何でしたでしょうか。
私の夢の一つは、川柳の句集を出し、皆様に読んで頂くことでした。ｗｅｂミニ句集の企画を森山文切氏より提案された時、皆様に読んで頂くことのできる喜びと、自分は未熟であり、まだ句集は早いのではとの思いが交差していました。私の両親にも「まだ早すぎる」と猛反対を受けていました。ただ挑戦もしないで、今の状況を続けるのに自分のなかでどうも納得がいかなかった為、両親を説得。句集を出すことになりました。
「只今、準備中」この句集で私の挑戦は終わりません。「準備中」だからです。未熟な自分を打開すべく、次回作は出版社の人に頼み、本にして頂こうと思っています。その為に、川柳に日々精進していこうと思います。
私の川柳の基礎は、高木勇三先生をはじめ、井笠川柳会、弓削川柳社の先生や柳友から学び、川柳塔社の小島蘭幸先生、新家完司先生はじめ大勢の柳友から、更に奥深い川柳の道を学ばせて頂いております。私は、幸せ者です。有り難うございます。これからも宜しくお願いします。
最後に川柳ミニ句集の企画を立案、そして、最終編集作業を行って頂いた、森山文切氏に感謝します。有り難う。
平成２９年６月２０日 藤井智史
（平成29年6月20日掲載）
蘭幸さんの講話の文は ブロック誌ではなくて、全国誌 川柳ポストでした。少々字が小さいのですが、コピーして、送ります。住所を お知らせください。読む価値のある、ものです。これを 書こうとしてた時に 東海ブロックの青砥さんから、東海ブロックの川柳大会の募集要項がメールされてきたので、控えて お礼と確認メールしてました。笠岡の川柳大会のとき だと 藤井さんは 主催者側で忙しいと 思います。ついでに 去年の 岡山県の文学選奨 準佳作の 短歌10首 なども 送ります。
有難うございます(^^)
お伝えします。
郵政の岡山の全国大会で 蘭幸さんの講話があったが、その内容の全文が 2月号の ブロック誌に載っていた。これで中ブロで行けなかった方もためになるのではと思った。編集委員もよく考えたものだと 感心した。たかしまの文化祭で 田中さんと高橋 広さんと 写真に収まった。いい記念になる。田中さんの仕事 高橋さんところにいく 話も出来た。今度は 秋の西大寺公民館の文化祭に 高橋 広さんに来てもらうように しようと、思ってる。高島公民館の文化祭に 山下法務大臣が 来られていた。
蘭幸先生の講話、読みたいです。
ちまた シリーズもの 父母を思う 読者局から、問い合わせの電話がありました。いつ載るかはわかりませんが、載ります。3月に入ってからだろうと思います。今年のちまた掲載目標は5回 出来たら 去年の6回といきたいが、それだけの 行動を とらないと 書けません、頭の中だけで、書いた文章は、説得力に欠けます。守安さんはあの歳で ものすごい行動力 それをうまく 文章にまとめる、能力は すばらしい、この前も ちまた会員の 会報誌 ちまた交差点 吉備路支の会で 戦争に行った時ののことを みんなに話していました。戦争を語り継ぐことは 重要なことです。4月14日総会で ちまたの華4配布 総会 座談会があります。
宮本様の掲載、是非読ませて頂きます。
守安様、素晴らしいです(^^)
このまえのひこばえで 句碑獲得の 西山竹里さんは 川柳鈴鹿の会員だそうです。かなりの実力者 凄い句詠んでます。この句は 句碑にふさわしい。桁違いのうまさ。青砥たかこさんが 言ってました。青砥さんも ひこばえ投句し始めて 初めてだそうです。3回目で2句抜け 藤井さんと同じで 6点に入らず、名前が残らなかった、私の全没よりは、いい、またやり直し、足 早めに取り組みます。5年前の石板獲得の作品集調べたら、26年5月は 大会に、行ってませんでした。投句だけでした。行きますので2部のも考えます。事前投句 全力でいきます。全没がいい刺激になりました。明日は 田中さんと 高島公民館の文化祭 川柳たかしま見に行きます。高橋 広さんと 代表者の前田恵美子さんに会います。前田さんも代表者で苦労してるみたいですが、川柳以外にも、以外な趣味があるのを聞きました。川柳塔投句 みなと川柳投句 山陽カルチャー 新家完司さんのところ 月１行ってます、目賀さん大石さん、田中恵さんらと一緒だそうです。これだけやっておれば、たかしまの会員に 伝えることは たくさんあると 言ってました。
西山様、素晴らしいです(^^)
宮本様、一緒に来年度も頑張りましょう(^^)
是非、蘖宜しくお願い致します。
前田様の作品、大変勉強になります。
川柳たかしまどうでしたか？
山陽柳壇 うまく いきましたが、珍しく いいスタートです。このところ数年は、芳賀さんに 抜いてもらってません。来月3月は、かなり考えて出したつもりです。今年 ちまたに目標を書きましたが、柳壇掲載目標年5回 出来たら4席以上 と 佳作1回 にしました。ちまたの滝本顧問が もっと目標あげてもと 言われました。去年並みです。ハイレベルの山陽柳壇を、調子のバロメーターはどうかと思うが。出すところは それぞれ 癖があります。そこを見ぬかないと、いけません。お互いに頑張りましょう。
入選おめでとうございます(^^)
山陽柳壇頑張りましょう(^^)
郵政の大会 藤井さん 知ってる方おられますか、最前列真ん中が蘭幸さんは分かると、思います。鈴鹿の青砥さんは、後ろから2番目の列の左から、4番目に 写っています。ひるまえ川柳で よく入選する 中前さんは 最前列の一番左です。ひるまえで時々名前が出る 石田素風さんは、一番右に立っています、最後列の1番右が、山下てん平さん、素風さんと てん平さんが中心で、大会を回してます。一応役割は分担して、大会を運営してます。私は受け付けで 参加賞を渡す役と 広報でこの写真を新聞に載せる役です。この写真をブロック誌3月号に載せて 発送担当者が、参加された全員に 送ります。後ろに題が7つ 貼ってます。投句だけの人は 右4つ、出席者の人は、左3つです。
宮本様
お疲れ様です(^^)
何人か知っている人が写っておられます。