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            |  | 人の句  無我無心待ってくれない日を生きる 地の句  幸せは待っていないよつかむんだ
 天の句  ゆっくりと待つからうんと言うてほし
 | 岩崎 公誠吉村 一風
 河内 月子
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            |  | 人の句  冗談のジャブで本音を打診する 地の句  冗談のように柩の中に居る
 天の句  冗談は解凍をして召し上がれ
 | 小谷 集一柏原 夕胡
 太田  昭
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            |  | 人の句  マドンナは今も心の森に住む 地の句  春風と共にマドンナ咲いてくる
 天の句  こわれそうなマドンナ僕が守ります
 | 小谷 集一古今堂蕉子
 柴本ばっは
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            |  | 人の句  体重を掛けて女は嘘をつく 地の句  嘘半分その半分が恐い武器
 天の句  嘘のない子の眼に日本美しい
 | 谷口  義山口 光久
 宮西 弥生
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            |  | 人の句  騒がしい家だうらやましい家だ 地の句  耐え抜いて桜の下で騒がんか
 天の句  旅人のマントで風が騒がしい
 | 籠島 恵子新家 完司
 古久保和子
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            |  | 人の句  絶壁を歩いていたと知るある日 地の句  突然に発火もします十五歳
 天の句  突然が大きな渦を連れてくる
 | 居谷真理子桝本 宏子
 西口いわゑ
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