嗅覚が理性に王手かけました


担当
奏子

嗅覚が理性に王手かけました
栃尾奏子

ツバメのメスはパートナーを選ぶ基準として、少しでも尾の長い雄を選ぶ。
尾が長い=寄生虫に強い遺伝子を持っている可能性が高いからだ。
自然界の雌は皆、なんらかの方法で、自分が残す子に少しでも有能な遺伝子を取り入れるべく、観察をして、チャンスを伺っている。
そして人間も…。
異性とすれ違った際に、
うわ…いい匂い。
う〜わ〜最悪!
意識をしていなくても、相手を無意識にジャッジしている。
実は、嫌な匂い=自分が持っている遺伝子。
いい匂い=自分が持っていない遺伝子。
そう、私達は嗅覚で相手を選りすぐっている。
だが、嗅覚ジャッジに愛は存在しないから注意。
いい雰囲気の店で、いい匂い(嫌悪感の無い匂い)の異性に声をかけられたら要注意。
本能的に、自分が持ち合わせていない、素晴らしい遺伝子の持ち主に繁殖を許してしまわぬように、これは嗅覚ジャッジに過ぎないんだ︎!!と心にメモすることをお勧めする。

若手同人ミニエッセイトップ

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)