分別をつけずどこでも顔を出す

担当
文切
分別をつけずどこでも顔を出す
牧野芳光

川柳塔1094号同人近詠から。

私はインターネットで川柳を始めた。
始めた頃は、ネット句会のみならずネットに情報が掲載されていた誌上大会にも片っ端から投句した。

今でこそ、伝統、革新、一読明快、難解など各会の傾向は何となくわかるが、当時は何も知らなかった。
何も考えずにとにかく投句していただけだが、結果としていろいろな分野に分け隔てなく投句したことになった。

しばらくしていろいろな大会にも参加するようになったが、「沖縄の森山文切です」と挨拶すると、
「もしかして前投句してくれた人?」と言われることが多かった。
ほとんどの方が初対面だったが、昔から知っているような親近感を持って会話することができた。
大会にも参加するようになって、川柳の幅が広がったと思う。

特に川柳を始めて間もない人や今から川柳を始めようという人は、web句会でもなんでもいいのでとにかく投句してみてほしい。
そして川柳というものにちょっと慣れてきたら、大会や句会にも参加してみてほしい。
web句会は気軽に参加できるけど、その分入選して嬉しい、没で悔しいという気持ちも軽くなる。
大会での緊張感や呼名の高揚感、全没の悔しさは、大会でしか味わえない。

深く考えずいろいろなところに投句していろいろな大会に参加することで、より川柳を知り深く楽しむことができる。
もしこれを読んでいるあなたが投句や大会参加に躊躇しているなら、私が新家完司理事長からいただいた言葉を贈りたい。

「まずやってみるべし!」

若手同人ミニエッセイトップ

2 Comments

  1. 返信
    くみ 2018年7月13日

    文切さん 今晩わ✨
    コメントがなかなか入りません。これで 3回目。
    全国大会など 旅行を兼ねて 出かけるようにしていますが…。 投句も 近場中心にやっていますが、作句力に問題が…。でもめげず、
    「まずやって見るべし!」がんばります。

    • 返信
      森山文切 2018年7月13日

      コメントありがとうございます。
      大会に参加するといろいろな方と知り合いになれるのがいいですよね。
      やらないことには結果もわかりませんので、深く考えずにとにかくやる方がいいと思います。

      「まずやってみるべし!」

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