失恋の傷にお酒を吹きかける


担当:智史

失恋の傷にお酒を吹きかける
藤井智史

「ああ、またか。」

あるときは真っ正面から、またあるときは斜めからブスッと、お別れのメールが来る。

「お陰様で傷だらけだわ。」
「ワタシって、そんなに魅力がないかな。」

努力して自分を変えようとしても、全然違うところから切りつけられる。

しかし、傷が浅いのか、酒や赤ワインや芋焼酎を傷口に吹きかけると、あら不思議、死なぬではないか。

それでも、傷は多くなるばかりである。

「 この傷を癒してくれる人が、きっと居るはずだ。」
そう信じ続けよう。

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2 Comments

  1. 返信
    奏子 2017年4月22日

    佐賀の吉野ヶ里で、川柳やってる恋愛マスターに恋愛成就の教えをこうてみてはいかがでしょう。
    紹介しますよ…あ、智史さんも知ってる人だった。

    • 返信
      藤井智史 2017年4月22日

      奏子様

      コメントありがとうございます(^-^)

      また、恋愛成就の教えをこうてみます(^o^)

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